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ちゃう

チェコ語で「やあ」とか「じゃあね」はAhoj(あほい)なのですが、もう一つčau(ちゃう)というのがあります。
「なんだかイタリア語みたいだな...でも何でだ???」と、ずーっと疑問だったのですが、先日ヤコブ先生に解説してもらってスッキリしました。

やはり語源はイタリア語のcao。
16世紀(ハプスブルグ家が元気満々だったころでしょう)、チェコにやってきたイタリア人の職人たちが使っているうちに、チェコ人たちも使うようになったとか。

さらにヤコブ先生はこのcaoの語源も説明してくれました。
もともとはschiavo(すきあーヴぉ)。雇い主や目上の人に対して使う、「わたしはあなたに属してます」と言う意味を含んだ挨拶の言葉だったそうです。それが職人たちなどの間で長い間使われていくうちに、caoという気軽な挨拶に変化していったそうな。なるほどねぇ。。。
(注:きっと違う説もあると思いマス。あしからず。)
by okano0726 | 2008-06-24 19:36 | 徒然
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